赤バットと”和解”（しがなおや風）

和解、っつーほどのことでもないですが。
（私の中では、インパクトのある出来ごと。）


ずーっと、シンタロウと野球の話をしていませんでした。（ありえねぇー！いつもはカオをみたら、アイサツがわりに野球の話しなのに。アイサツもしてないのと一緒。）

心構えの表現（ゴミ捨ての注意とか）が、スグできないことに業を煮やして。

”そんなんぢゃ、チーム、かわんねぇー！”っと。


勉強合宿（監督たちが赤点組を特別に）をしていたので一週間は会わず、というのもあり。


勉強合宿から帰宅した翌日の朝、

「この前の試合、シンタロウはケッキョク2本（ヒット）、っか。新チーム初戦で7対1、そこそこの相手（県でベスト１６）だから、まぁよかったよなぁ」


「うん。打ち方変えたっ、っつうか戻した」


「おー、足、なっ。それと試合、3点とるイニング作りたかったし、後半にもう少し点いれてたかったし、コールドの点差にしなきゃいけなかった試合かもなぁ」


「あー、そう。コールドに、ってーのは監督も言ってた。」


「まぁ、でもイイスタートじゃない？
あっ、あのベルト使う？
っと、あの赤バット、いいだろ？」

「あーっ、使う使うっ！あれ、バット、グランドの練習で使うっ！」


なんか二人とも、怒涛のごとく会話していたような。
わたしはもちろん、シンタロウも野球の話をしたかったんだろうか。

一皮むけて、チームを更にさらに強くしてほしいっ！


その日シンタロウはオフで、神宮へ東東京大会決勝戦を観戦へ、その後ハラジュクへ。
買ってきた洋服を見て、「合格っ」とわたし。シンタロウ、ご満悦のようで、にやにや。


この翌日から、野球部合宿へ、一週間。



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