清々しい負けー チームフンイキ、良シ！コワイバッティング、成ル！

２０１２．４．１（日）

高校野球、春季大会一回戦。4対5の惜敗。

新高校2年生シンタロウ、一番ショートで出場。

試合後、じわじわと涙を流す3年生の選手たち。高校野球は数少ない大会だから、選手たちは悔しい。やっぱり。3年生は、特に。

3年生は残り少ない仲間との野球、の機会が少なくなるから、ですね。

＜チームフンイキ、良シ！＞
試合中、ベンチの中はもちろん、応援席の選手たちも３、２年生がいい関係で叱咤激励しあい、応援席からもベンチへ声をガンガンかけていました。とってもイイ雰囲気。監督の若い先生、すごく選手たちの気持ちを汲んでるから、試合後はいろいろ言わない。（もちろん叱る時は、スゴイ！）

この試合、投手、捕手、一塁手そして遊撃手が二年生で、フツフツと中身（気持ち）はレベルがあがっているように感じます。ベンチ、応援席みーんなイイ仲間に恵まれています。この試合を観戦に来ていた新1年生も加わる、みーんなで、勝つんだぁ！！後は、如何に表現していくか！！


シンタロウが帰宅してから聞いても、｢すごく仲イイよ｣と。一時はぎすぎすした感じもあったようですが、今は、叱咤激励しあえる信頼感がある関係になっている、という意味でイイ感じのようで。この日は、選手でのミーティングもしたようで、”夏”に向けて選手たちは動き始めました。


＜コワイバッティング、成ル！＞
シンタロウには、バッティングの”スタイルグロウ”を提案しました。この日は、監督からの指示で、”ノーステップ、短く持って芯に当てる”スタイルだったそうでしたが、
本来の持ち味を活かす中長距離のこわいバッターのスイングへ。（これは全員で、どうだ、っと。）器用なバッティングができるヒトは後からついてくる、し。

夜ごはんを食べているシンタロウに、わたしはバットを持ちながら、
今が、こういう感じで、こういう風になりがちだから、こう、グッと反応して、バーンといくと、いいんじゃない？みたいな感じで、はぁ はぁ 言いながら。ほら写真でも、こうだろ？と。

スゴイ空振りを！それでツーストライクから、イヤなバッターやったらイイんじゃん！っと。

3年生の選手で”自分は一番打者じゃないほうがいい”と監督に言ってる3年生選手がいるそうで、
「それがなければ、たぶん、三番なんだけどなぁ」と、シンタロウ。
監督も選手を尊重しつつ、試合ごとにいろいろ考えているようです。



清々しい負け、でした。
私の感じとしては、悔しさよりも、これがイイという感じ。（なんとなく勝っていくことよりも、おっ、強いね！と認められるチームになるために！）
3年生にとっても、イイと思ったし、2年生にとっても、みんなにとって。このままいくつか勝ち続けるより、夏に向けて、イイと思った。何が足りないか、何をすべきかをミーティングで話したようで、ますます、夏が楽しみに感じてます！期待大！！



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